「ターゲットとする2人の関係を終わらせること、別れさせることに成功した」と判断するのは簡単ではありません。離婚や同棲の解消など、目に見えた変化がある場合はともかく、本当に別れさせることに成功したかどうか見極めるためには、計画が成功したと思えても一定期間ターゲットの動向を観察すべきです。
「別れさせ成功」という判断が難しい理由
夫や妻が不倫している。
恋人や配偶者がいる人を好きになってしまった。
このように恋に悩み別れさせ屋を訪れる人達を全力でサポートするため、別れさせ屋はどんな小さなチャンスも見逃しません。そして依頼主の「あの人たちを別れさせて欲しい」という望みをかなえるため、多方面からのアプローチを行います。時には別れさせ工作員がターゲットに好かれてしまうこともありますが、度を越しての想い(ストーカー対策)に対しても対策は万全です。そして別れさせ屋と依頼主の努力と運が見方した時に、別れさせが成功します。
ご想像できるかとは思いますが、別れさせ屋の仕事内容はかなり複雑で、細心の注意を必要とします。その理由は、人間関係や感情は簡単に目で確認することができないからです。
「あの人たちは愛し合っている」もしくは「あの人たちの恋愛は終わりそうだ」など周囲が判断しても、それが本当かどうかは本人たちに聞かなくては分かりません。
つまり他人の恋愛関係について正確に把握するには、恋愛をしている当事者本人に直接聞くしかありません。
このために、別れさせ屋がターゲットの恋愛の解消に成功したか確認するためには、一定の期間を必要とするケースが多いのです。
数日間連絡を取り合わない、でも別れたとは断定できない
別れさせ屋は依頼主の希望で、ターゲットの恋愛や婚姻関係の解消のために浮気調査や別れさせ工作を行います。最大限できることを実行しますが、100パーセントの成功率などは存在しません。残念ですが、別れさせることができないケースもあります。
また別れさせの成功ですが、何を基準として「別れた」と判断するかも業者により違いがあります。
別れさせ屋の工作でターゲットとその相手が喧嘩をしたとします。これが原因で2人がしばらくデートをしなければ、これを「別れさせ成功」と判断し、成功報酬を要求する業者もいます。
しかし喧嘩をすれば数日から数週間は口を聞かない、会わないという恋人同士や夫婦はたくさんいます。つまり「数日間ターゲットが相手とコンタクトを取らない=別れ」と判断するのはまだ早すぎます。
弊社のスタッフは、別れさせ屋という「人間の心の感情を扱う」仕事内容を正確に理解し、責任を持ち依頼を引き受けています。そのために「別れさせ成功」と判断するために、ターゲットやその相手を一定期間観察し、十分な証拠を集めます。
「別れさせ成功」と判断するための基準
離婚へ向けての動き
別れさせ屋のターゲットが夫婦であれば、ほとんどの依頼主の目的はターゲットを「離婚させる」ことです。
つまり離婚が成立すれば、別れさせは成功となります。しかし正式に離婚が成立するまでは時間がかかります。そこでターゲットの離婚へ向けての動きがあれば、別れさせが成功したと見なします。
離婚は慰謝料や養育費などかなり面倒なことが発生するので、いい加減な気持ちで離婚話を進める人はほとんどいません。だから「離婚への動き」が見られるのは、真剣に別れる体制に入っていて、2人の気持ちは離れていると言えるのです。
もちろん例外もあり、離婚へ向けて動いている夫婦でも、途中で考えを改めてやり直そうとすることもあります。
同棲の解消
婚姻関係がないカップルでも同棲してる場合では、別れたかどうかの確認は比較的簡単にできます。
同棲しているカップルが別れるとなれば、必ず「引っ越し」というアクションが発生するからです。どちらか片方が出て行くこともあれば、両方がそれぞれ新しい住居を見つけて引っ越しすることもあります。
同棲の解消は離婚ほど面倒ではないものの、引っ越しするとなれば精神的にも経済的にも少なからずダメージを受けることになります。
だから同棲を解消するということは、その根底に「別れる」という強い意思がなければできないのです。
そのために別れさせが成功したかどうか、確認しやすいのです。
浮気や不倫は別れさせに成功したかどうかの判断が難しい
ターゲットが浮気や不倫をしている場合には、別れさせ屋が別れさせることに成功したかどうか正確に判断するのが少々難しくなります。
まず浮気や不倫をする人たちは、周囲に悟られないようこっそりと付き合うのが一般的だからです。
ただし探偵や興信所のように尾行や張り込みなどの調査を行うことで、ある程度の浮気や不倫を突き止めることは十分に可能です。
しかし浮気や不倫もそのスタイルは多種多様です。毎日会うという情熱的なパターンもあれば、1年に数回だけしか会わないというパターンもあります。
1年に数回しか会わないような浮気や不倫のパターンでは、別れさせに成功したのかどうかを状況判断するのは困難です。別れさせに成功したと思っても、ターゲットとその相手が切れておらず、思い出した頃に会うという場合もあります。
このようなケースでは、別れさせ屋と依頼主が事前に何を基準に「別れた」とするか話し合う必要があります。